Goのことはじめ その3:IntelliJ IDEAでGoを書くために
はじめに
これまでNode.jsやPythonではVimを使ってきましたが、WebStormなど優秀なIDEが登場してきたこともあり、Goをお仕事で書くタイミングでそろそろIDEにも慣れておきたく、IntelliJ IDEAを使うことにしました。
IntelliJ IDEA(インテリジェイ アイディア)とは
チェコに本社を置くJetBrains社が開発した、Java言語など多言語対応の統合開発環境です。
EclipseやNetBeans の競合に当たりますが、Javaに関していえば、周りのエンジニアはこちらを使っている人が多いです。
Community(無償版) or Ultimate(有償版)
Golangはデフォルトではサポートされていませんが、IntelliJのための下記プラグインを使うことでGo言語に対応させることができます。
github.com
Goを書くだけなら事足りるので、迷わず無償版を選択します。もちろんライセンスを購入できるなら有償版でもかまわないかと思います。
詳しい違いはこちらにあります。
インストール
下記からダウンロードして展開してもいいですが、今回はbrew-caskでインストールします。
www.jetbrains.com
もしbrew caskがない場合は下記コマンドで準備します。
% brew tap phinze/homebrew-cask % brew install brew-cask % brew tap caskroom/versions
brew caskの準備が整ったら"intellij"で検索します。
% brew cask search intellij
==> Partial matches
caskroom/cask/intellij-idea intellij-idea-ce intellij-idea-ce-eap intellij-idea-eap intellij-idea-next-ce-eap intellij-idea-next-eap caskroom/cask/intellij-idea
"intellij-idea-ce"がCommunity Edition(無償版)なので、こちらの詳細を確認し、インストールします。ほかは有償版やRC版です。
% brew cask info intellij-idea-ce intellij-idea-ce: 2016.2.4 https://www.jetbrains.com/idea/ /usr/local/Caskroom/intellij-idea-ce/2016.2.4 (68B) From: https://github.com/caskroom/homebrew-versions/blob/master/Casks/intellij-idea-ce.rb ==> Names IntelliJ IDEA Community Edition IntelliJ IDEA CE ==> Artifacts IntelliJ IDEA CE.app (app) % brew cask install intellij-idea-ce
IntelliJ Goプラグインダウンロード・適用
IntelliJ IDEAを起動して、Configure→Preferencesをクリックします。
Plugins→"Search in repositories"リンクをクリックします。
検索窓に"Go"を入力して、先程のプラグインをインストールします。
その後intelliJの再起動を促されるので、再起動します。
GitHubのプロジェクトをインポート
ここでは、GitHubのgoプロジェクトをインポートする手順をまとめます。
再び起動したIntelliJにて、configure→Version Control→GitHubから、アカウントを入力し、テスト認証してみます。
問題なければ"OK"でトップに戻った後、"Check out from Version Control"→GitHubをクリックします。
インポートしたいGitHubのリポジトリURLを入力します。
"Parent Directory"は、ローカルのGOPATHが通っているパスを指定します。
Clone後、再びトップに戻って、"Create New Project"を選択します。
その後、"Create project from existing sources"をクリックします。
Project Name/Project locationはそのままとします。